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資産運用の方法の1つとしてiDeCoを活用している方が増えてますね。

個別相談でもiDeCoに関する相談の割合も少なくありません。

iDeCoの取り扱いがある金融機関が複数あるため、どこの金融機関がいいのか?
という質問もありますが

一番多い質問が「前田さんはどういった銘柄にしていますか?」という質問です。

隠すこともないと思うので、私個人がどういった銘柄で運用しているか定期的に報告します。

取り扱い金融機関はネットの会社で選ぶ

iDeCoは取り扱い金融機関が複数あるので、どこにすればいいのか?分からないという質問が多いです。

コストで選ぶなら、ネット証券の中で選ぶほうがコストは抑えられます。

私はiDeCoがまだ浸透してない2015年からスタートしてますが、最初からネット証券のSBI証券のiDeCoをスタートさせました。

当時は今ほど選択肢がなく、且つ情報量も少なかったので、メインの証券口座であった「SBI証券iDeCoオリジナルプラン」にしました。

今は多くの金融機関の取り扱いがありますが、金融機関を変えるほどの大きなメリットを感じませんので、SBI証券を使っていくつもりです。

これから始める方は、便利なまとめサイトもありますのでそうしたサイトで比較されてみるといいと思います。

下記のサイトなどは分かりやすいです。

iDeCoナビ

掛け金は出来るだけ多いほうがお得?

iDeCoは「個人型確定拠出年金」ですので、手数料は私たち利用者が負担するルールになっています。

手数料については、
国基連手数料「国民年金基金連合会」

運営管理手数料「運営管理機関」

事務委託手数料「事務委託先金融機関」

この手数料が金融機関によって違います。

私が利用している「SBI証券iDeCoオリジナルプラン」は、この手数料が最安ですが、それでも171円かかります。

iDeCoの掛け金は、個人の属性により5,000円から68,000円で設定可能ですが、最低の5,000円にした場合手数料の割合が3.42%になります。

5,000円の場合3.42%

10,000円の場合1.71%

23,000円の場合0.74%

掛け金に対する割合を確認すると上記のようになります。

つまり、手数料は定額なので掛け金が大きくなれば、掛け金に対する率が低くなります。

こんな大切なことを当初私は気付いてなくて、最初は10,000円で拠出していたので、もったいないことをしたなと思っております。
ですので、これから始める方はそのあたりのことを考えて掛け金の設定をされたらいいと思います。

60歳まで何年あるかによって

掛け金が全額所得控除になり、運用益が非課税というメリットはあるので、iDeCoを推奨しているファイナンシャルプランナーもいますが、iDeCoのデメリットである資金ロックをよく理解することも必要です。

現在はiDeCoで拠出した掛け金は、60歳まで引き出すことは出来ません。
(法改正によって今後は65歳まで延長されるようですが、まだ決定しておりません。)

例えば20歳の方がiDeCoを始めると、60歳まで40年あります。

40年ものあいだ、1円も引き出せないというのは、私はあまりおススメ出来ないです。

あなたが60歳まで何年なのかによって、iDeCoを始めるかどうかを考えることも大切です。

分散投資で積み立てすることは必須

iDeCoは元本保証商品や元本変動商品から自由に選ぶことが出来ます。

ただ、基本的に長期での積み立てになりますので、変動商品で適正にリスクを取って資産運用されるほうがいいと思います。

資産運用の基本は、長期、定額、分散です。

iDeCoは長期で定額でありますので、分散投資を行うことでリスクを適正に取ることが可能となります。

ちなみに私は、世界株式のグロース系とバリュー系を半分づつにしています。

もっと分散しないのですか?というご質問もいただきますが、上記の銘柄は、地域、業種等をバランスよく分散したファンドですので、これでいいと思っております。

これはあくまでも私の意見で行っているので、これが正解でもなんでもありません。

他にも複数の投資信託がありますので、どのような組み合わせをするかはそれぞれのご意見でお考えになったらいいと思います。

朝日Nvestが回復していない理由

2種類のファンドに分散しているのですが、朝日Nvestがコロナショックによって、立ち直っていません。

これだけ見ると、キャピタル世界株式のほうがいいのでは?と思われるかもしれません。

最新の目論見書を確認してみると、キャンセル世界株式にはテスラが上位2位の組み入れ比率になっています。(2020年8月12日現在)

テスラの株式がここのところ急上昇していることが、キャピタル世界株式のプラスの理由の1つではないかと、私個人としては思っています。

ただ、こういったスポット的なことだけでファンドの優劣はつけられないので、長期の資産運用という視点ではバリュー系とグロース系をを分けておくことが重要です。

まとめ

これまではiDeCoの現状だけをブログにアップしていましたが、今回は少しだけ掘り下げて記事にしてみました。

個々において事情は違いますので、私とは真逆の運用方法をされたほうがいい場合もあります。

あくまでも1つのサンプルとして参考にしていただければ幸いです。

iDeCoも含めて、資産運用や保険の見直しなどで節約をお考えの方で、ご相談希望の方は個別相談のサービスをご利用ください。

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