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老後2000万足りないのか?対策は?

2019.07.05

資産寿命を伸ばすには、「長期」、「積み立て」、「分散投資」が有効

金融庁が6月3日に公表した、「金融審議会市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」」の21Pから22Pにはこのような記載があります。

報告書にはこのようにも記載があります。

不足額の総額は単純計算で1300万~2000万円になる。

この金額はあくまで平均の不足額から導き出したものであり、不足額は各々の収入・支出の状況やライフスタイル等によって大きく異なる。

このように、老後のことは人それぞれ違うから、人それぞれ考えてねと書いてあるわけですね。

どうしたら老後の足らないお金を準備出来るのか?
どのように備えたらいいのか?
という疑問にもこのように答えも書いてあります。

【長期・積立・分散投資の有効性】

長期・積立・分散投資による効果は、積立が長期であればあるほど、投資先を分散すればするほど、収益がバラつきにくくなる特徴がある。

平たく言えば、

  • 1.とにかくなが~い期間で
  • 2.一時金はあかんで、毎月の積立でやりいよ
  • 3.なるべく色んなところに分けて投資せえよ
  • こんな感じでやるといいと書いてあるんです。

    まさに、私が普段「お金の授業」で伝えている資産形成(お金の貯め方)のやり方を、国がお墨付きを与えてくれてるんですね。

    日本人は「投資」という言葉を聞くとやたら「怖い」とか「リスクある」と敬遠する人がいますが、どんなものにも「リスク」はあります。

    銀行に預けておくのが一番という、化石のような考え方の方は、資産を普通預金に入れておく最大のリスク、「インフレリスク」の恐ろしさを知りません。

    金融庁の報告書にも、長期・積立・分散投資の効果について、このように記載があります。

    1985年以降の各年に、毎月同額ずつ国内外の株式・債権に積立・分散投資したと仮定し

    中略

    保有期間が20年になるとプラスリターンに収束し、そのバラつきも小さくなる。

    報告書に記載している実際の資料はこちら。

    分かりやすく言えば、長く、積立を、分散して行えば、プラスになるからこういう方法でやるといいよ!ってことです。

    グラフには20年を超えると年率2~8%の運用利回りが期待出来ることがわかります。

    実際、私のクライアントはどのタイミングでスタートされた方でも、年率6%以上で運用されてます。

    これまではクライアントからのご紹介や、セミナーに受講してくださった方へコツコツ広めてきた「お金の授業」個別相談が、ようやく表舞台に上がってきた感じです。

    ここで大切なキーワードは「長期」というキーワードです。
    つまり長く積み立てをすればするほど効果があるという点です。

    たまに、
    「将来のことなんで、しっかりと考えてからまた来ます。」
    とか言って、3ヶ月ほど経ってから連絡がある方がいます。
    中には1年以上経って、ようやく積み立てを始める方がいます。

    慎重になることは悪いことではありませんが、細かいことにこだわり過ぎ、積み立てのスタートが遅れれば遅れるほど、将来のリターンが少なくなります。

    仮に35歳の方が毎月1万円の積み立てを、今すぐスタートして30年間の積み立てが出来た場合。

    元金360万円が、979万円になることがわかります。

    (出典 投資信託のガイド:ファンドの海 複利計算機能)

    同じ方が、1年後にスタートし36歳から29年の積み立てをした場合。

    元金348万円が、912万円になることがわかります。

    (出典 投資信託のガイド:ファンドの海 複利計算機能)

    1年違うだけで、リターンが55万も変わってしまうことがわかります。

    複利というのはこれほど期間に影響してくるので、早めにスタートするほど有利であることに間違いはありません。

    とはいえ、どのように分散したらいいのか?
    どのような金融商品を活用したらいいのか?

    こんな疑問がある方は、私が提供している個別相談サービスを活用ください。

    私は有料相談しか行っておりませんが、有料だからこそ不要な金融商品を勧めたり、やらなくていいことは勧めません。

    巷に溢れる無料のFP相談の多くは、何かしらの金融商品を販売することで、収益をマネタイズしていますので、どうしてもその方が「売りたい」金融商品に誘導されてしまいます。

    保険会社のFPなら、必ず生命保険の販売に誘導されます。

    証券会社のFPなら、自社で取り扱いしている投信や生命保険の販売に誘導されます。

    クライアントが満足していれば、それはそれでいいかもしれませんが、私が見て、
    「なんてお客さんにとって損する内容なんだ」
    という契約をしてしまっている人たちをたくさん見てきました。

    銀行や信金なんてヒドイもんです。
    あなたの通帳の残高や高額の入金があったのを知っていてアプローチし、ほとんど中身のない知識で、金融商品の販売ありきで提案してきます。

    くどいようですが、私は有料相談というフィーを受け取って仕事をしていますので、不要な金融商品を販売しなくても仕事が成り立っております。

    おかげさまで、毎月顧問料を払ってでもクライアントとしてお付き合いしていただいているお客様もたくさんいます。

    私のサービスにご満足いただいているお客様の声はこちら

    長期・積立・分散投資のアドバイスと、未来のお金のシュミレーションをしてみたい方はお気軽にお問い合わせください。

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