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退職金2000万円、10年後の可能性をシミュレーション~ネットだけじゃ見えない視点

2025.03.18

皆様、こんにちは。フィナンシャル・デザインオフィスMAEDAの前田でございます。

退職金を手にされた際、「2000万円をどのように運用すべきか」とお悩みになる方も多いのではないでしょうか。今回は、退職金2000万円を10年間運用した場合のシミュレーションを、3つのプランでご紹介します。

ネットで調べるだけでは見えにくい、個別相談だからこそ分かる視点を取り入れました。将来の可能性を一緒に考えてみましょう。

前提条件

金額: 退職金2000万円(全額を運用に回すと仮定)。

期間: 10年間(60歳で退職し、70歳まで)。

目的: 年金受給後の生活費補填や、資産を増やすこと。

シミュレーション: 単利計算で簡易的に試算。手数料や税金は考慮せず、あくまで目安として。
名古屋の生活費で考えますと、夫婦2人で月25万円が平均的な目安です。10年では3000万円が必要となります。

プラン1: 安全重視「定期預金+個人向け国債」

運用方法:
1000万円を定期預金(年利0.275%:2025年3月時点の大手銀行1年物定期預金金利)。

1000万円を個人向け国債(変動10年、年利0.5%目安)。
特徴: 元本保証でリスクはほぼありません。アクティブファンドのような成長性はありませんが、安心感を優先したい方に向いています。

10年後の結果:
定期預金: 1000万円 × 0.275% × 10年 = 27万5000円増 → 1027万5000円

国債: 1000万円 × 0.5% × 10年 = 50万円増 → 1050万円

合計: 2077万5000円(+77万5000円)

プラン2: バランス型「アクティブファンド(成長株中心)」

運用方法:
2000万円を成長株中心のアクティブファンドに投資(年利7%を想定)。
アクティブファンドのメリット: プロのファンドマネージャーが成長企業を選定し、市場平均を超えるリターンを目指します。過去5年で年平均7%の実績を持つ例もございます。

10年後の結果:
2000万円 × 7% × 10年 = 1400万円増 → 3400万円

※リスク例: 最悪で年▲5%の場合、10年で1500万円に減る可能性もございます。

プラン3: 積極派「アクティブファンド(高配当+米国株ミックス)」

運用方法:
1400万円を高配当株アクティブファンド(年利4%+配当2%)。

600万円を米国株アクティブファンド(年利13.3%:S&P 500連動ファンドの過去5年平均)。
アクティブファンドのメリット: 高配当株で安定収入、米国株で成長力を追求。米国株ファンドは過去5年で年平均13.3%のリターンを記録しています。

10年後の結果:
高配当: 1400万円 × 6% × 10年 = 840万円増 → 2240万円(+年28万円の配当)。

米国株: 600万円 × 13.3% × 10年 = 798万円増 → 1398万円

合計: 3638万円(+1638万円)

※リスク例: 最悪で年▲10%の場合、1400万円が10年で約890万円に減る可能性もございます。

名古屋の生活費25万円との比較

名古屋で夫婦2人暮らしの場合、月25万円×10年で3000万円が必要となります。プラン1では2077万5000円と大きく不足しますが、プラン2は3400万円、プラン3は3638万円で余裕が生まれます。しかし、ネットで調べるだけでは「自分に最適なプラン」が分かりにくいものです。個別相談なら、ご年収やリスク許容度に合わせたプランを具体的にご提案できます。

ネット情報だけで決めないでください!

「シミュレーションを見て自分で決めよう」とネット情報に頼るのも一案ですが、少しお待ちください。自己判断で運用を始めると、リスクを見誤ったり、生活費とのバランスが崩れることもございます。プロに相談すれば、ご自身にピッタリのプランが分かります。名古屋でお会いしたお客様も、相談後に「これなら安心です」と笑顔でおっしゃっていました。

最後に

退職金2000万円を10年運用すると、2077万5000円~3638万円になります。ネットだけで調べるよりも、個別相談で「私の場合はどうなる?」をお聞きいただくのが近道です。具体的なプランを知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。名古屋でお待ちしております!

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