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皆様、こんにちは。フィナンシャル・デザインオフィスMAEDAの前田でございます。
退職金を手にされた際、「一部を運用して増やしたいけれど、失敗が怖い」とお考えになる方も多いのではないでしょうか。
今回は、退職金の一部を運用するメリットと注意点を、3つのポイントでご紹介します。ネットで調べるだけでは分かりにくい、自己判断の前に知っておきたいこともお伝えいたします。
退職金の一部を運用することで、生活費を確保しつつ、資産を増やすチャンスが得られます。
たとえば、退職金2000万円のうち、1000万円を預金で確保し、残り1000万円を運用する場合を考えてみましょう。]預金は2025年現在の大手銀行の普通預金金利(年0.2%)で10年で20万円増、運用分をアクティブファンド(年利7%を想定)で運用すれば10年で700万円増、合計で720万円増えます。
生活費を確保しながら増やすバランスが取れるのがメリットです。
全額を預金で置いておくと、インフレ(仮定2~3%)で実質価値が減少します。
たとえば、2000万円を預金で10年置くと、180万~280万円分の価値が下がる可能性がございます。
一部を運用することで、リスクを分散できます。たとえば、500万円を定期預金(年0.275%)、500万円を米国株ファンド(過去5年で年平均13.3%)に分ければ、10年で定期預金が513万7500円、米国株ファンドが1330万円、合計1843万7500円となり、リスクを抑えつつ増やすことが可能です。
ネットで調べた情報だけで運用を始めると、リスクを見誤る可能性がございます。
たとえば、米国株ファンドは年13.3%のリターンを記録していますが、年▲10%の損失が続けば10年で約445万円に減るリスクも。自己判断で運用先を選ぶと、市場の変動に対応できないこともございます。
個別相談なら、ご自身のリスク許容度や目標に合った運用プランをご提案できます。
名古屋で夫婦2人暮らしの場合、月25万円×10年で3000万円が必要となります。
退職金2000万円の一部を運用することで、不足分を補うチャンスが広がります。たとえば、名駅周辺の物価上昇を考慮すると、預金だけでは足りない可能性も。個別相談なら、名古屋の地域事情を踏まえたプランが立てられます。
名古屋でお会いした60歳のお客様は、退職金3000万円のうち、2000万円を生活費に、1000万円を運用したいとお考えでした。個別相談で「リスク許容度が中程度」と分かり、500万円を定期預金、500万円をバランス型アクティブファンドに分けるプランをご提案。10年後の試算では約1700万円となり、「これなら安心です」とご納得いただきました。
「ネットで調べて運用を始めよう」とお考えになるのも一案ですが、少しお待ちください。
自己判断ですと、リスクを見誤ったり、生活費とのバランスが崩れることもございます。プロに相談すれば、ご自身の状況に合った安全な方法が見つかります。名古屋でお会いしたお客様も、相談後に「これなら安心して運用できる」と笑顔でおっしゃっていました。
退職金の一部を運用するメリットは、生活費を確保しつつ増やすチャンスとリスク分散にございます。
自己判断の前に、個別相談で「私の場合はどうなる?」をお聞きいただくのが安心です。詳細を知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。名古屋でお待ちしております!
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